ホテルの朝食で卵料理をいくつも英語で言えるようになったら国際人である。
海外で、ある程度のグレードのホテルに泊まると、朝食の卵料理をシェフが作ってくれるサービスがある。でも、生卵をご飯にかけちゃう日本人にとって、卵料理の種類なんてゆでとスクランブルくらいが関の山。ましてや英語で注文なんて、というわけで、多くの日本人がオリエンタルスマイルを浮かべて、卵は苦手、という顔をしながらその場を去る光景を見てきた。
まとめておこう。卵料理は英語でこうだ。
- scrambled egg(スクランブルド・エッグ)=スクランブルエッグ
- omelet(オムレット)=オムレツ
- poached egg(ポーチト・エッグ)=落し玉子
- fried egg(フライド・エッグ)=目玉焼き
- sunny-side up only half done(サニーサイドアップ・オンリーハーフダン)=黄身が柔らかめの目玉焼き
- boiled egg(ボイルド・エッグ)=ゆで玉子
- soft-boiled egg(ソフトボイルド・エッグ)=半熟玉子
- hard-boiled egg(ハードボイルド・エッグ)=固ゆで玉子
「ポーチドエッグ」という人がいるが、「ch」は無声音なので「ポーチトゥ」である。
卵料理のコーナーでシェフにHow would you like your eggs?って聞かれたら、はにかまずに、
「omelet, please」オムレット プリーズって言えばいい。
ポテトを添えて欲しければ、
「omelet with potato, please」オムレット・ウィズ・ポテイト プリーズ
になる。目玉焼きは、単に「fried egg」だと焼き方を聞かれるので、いわゆる日本で見かける目玉焼きなら、
「sunny-side up only half done, please」(サニーサイドアップ・オンリーハーフダン プリーズ)
がいいだろう。
というわけで、コンラッド東京でポーチトエッグを頼んでみた。