香港で電話やインターネットを使うには、日本から普段使いの携帯電話かWiMAXルーターを持ち込むか、現地でSIMカードを買うことになるが、日本の携帯電話会社の国際ローミングは結構高い。
NTTドコモ
- 通話 香港内75円/分 日本向175円/分 その他265円/分
- データ 980円/24時間
au
- 通話 香港内70円/分 日本向175円/分 その他265円/分
- データ 1980円〜2980円/日
ソフトバンク
- 通話 香港内75〜115円/分 日本向175〜265円/分 その他265円/分
- データ 1980円〜2980円/日
3社を比較すると、NTTドコモが良心的に見えてくる。
WiMAXルーターの値段は地域差が結構あるけど、香港は安い方。
グローバルWiFi
データ 1770円/日(キャンペーン時970円)
グローバルデータ
データ 680円/日
今回は4泊5日なので、680円のグローバルデータ(イモトのWiFi)の最安プランでも3400円。NTTドコモだと4900円もかかる。これは結構馬鹿にならないよね、というわけで、香港国際空港に着いたら、まずSIMカードを買う。
入国審査のゲートを過ぎて、入国したあとのすぐ右手にある両替屋で、China MobileのSIMカードを売っているのだ。
通話もデータも込みでHK$78分の権利つきのプリペイドSIM
Hello! I will take a prepaid SIM card.とかいえば、早口の広東語なまりの英語でわーっと言われるけど、ようは何日滞在するか、データも使うのかと聞かれているだけなので、I will stay here by Monday. I want a nano SIM card for my iPhone 6.とでもいえばいいでしょう。HK$80(約1200円)で5日間有効ですから、1日250円。良心的に見えたドコモの料金ですら、ボッタクリだとわかります。
旅行者ですが、署名もパスポートの提示もなく、お金を払うだけで現地の電話番号とデータ通信の権利がもらえます。日本から持っていくのはSIMフリーの携帯だけ。ちなみに英語ではSIM freeではなく、(factory)unlockedです。
SIMカードのスロットを開ける道具(クリップの先みたいなの)を持っていかなくても、売り場のおばちゃんが全部やってくれます。ただし、機種によってはAPNを設定しないと使えないかも知れません。作業が終わったらその場で立ち去らずに、インターネットを開いて接続を確認してみてください。
香港政府観光局公認のPCCWのプリペイドSIMカード「Discover Hong Kong Tourist SIM Card」もあるが、こちらはセブンイレブンや観光局の窓口など、香港市内に入らないと売り場がない。3Gだけなら5日間HK$69(約1050円)だから、ほぼNTTドコモの1日分で5日間有効。しかも、市内にたくさんあるcslのWiFiスポットも使える。3G/4G対応でマカオでも使える8日間のSIMカードはHK$118。2枚目にはいいかもしれない。