10代、20代のころ、海外出張や海外旅行は打ち合わせや取材、工場見学や観光地巡りが中心。ホテルから出ずに過ごすなんてあり得ない、金持ちはローカルな食事を楽しめなくて可哀想、老人は外に出たがらないのだろうくらいにしか思っていなかった。
ところが、リッツカールトンに泊まれるくらいの身分になってわかったのは、ホテルそのものが結構楽しいこと。特にリッツカールトン香港は空港から外気に触れることなくチェックインできるし、客室は107階以上にあるから、なるべくなら下界に降りる回数を減らしたい。というわけで、朝食ビュッフェで腹一杯食うことにしたのです。
リッツカールトン香港の朝食は、103階のロビーからエスカレーターで1階下がったところにあるザ・ラウンジ&バーでいただけます(人数が多いと隣のトスカ(TOSCA)に通されることもあります)。
入って右手と左手奥にある一段高いエリアはVIPゾーンです。たいていの場合、ブルカをかぶったイスラム婦人軍団が陣取っています。空いていそうなら窓側を希望しましょう。We’d like the window seat.
席に座るとこんな感じ。
映画のワンシーンみたいですよね。まず、旅の目的の一つ、オレンジジュースを取ってきました。
実はカフェラテもおいしいです。量がおおいです。
席と飲み物を確保したら食事を取りに行きましょう。
食事はとにかく充実してます。さすがにうどんや蕎麦はありませんが、チーズや点心も充実しています。
組み合わせでセンスが試されちゃうのがビュッフェの怖さですが、こんな感じに盛り付けました。
後ろでお金持ちふうの日本人がハワイのホテルを従業員1500人ごと買い取る話をしていたり、イケメン2人が隣でいちゃつきながら飯食っていたりとか、とにかく海外だなーという雰囲気が最高ですね。
さて、今朝の写真にときどきワイヤーが写っているのに気付きましたか?最後にやってきましたよ、窓ふきの人。
102階の景色を楽しめるのはこの人のおかげですね。ありがとうございます。